機織りをしています!と自己紹介すると返ってくることば。
「手先が器用なんですねー」
→いえいえ。全く不器用。幼稚園の時、鶴が折れなくて心配されるレベル。機織りをはじめて気づいたことは、手先は使えば使うほど、器用になっていく。
「着物に興味がおありなんですねー」
→着物の記憶といえば、成人式の写真用に親が選んだ着物くらい。機を織る者として着物くらい着れないと!と、着付け教室に通ったきっかけで、少しずつ着物を着る機会が増えています。
「伝統工芸がお好きなんですねー」
→無縁の世界でしたが、人の手で丁寧に作られているものに引き込まれていく日々。
では、なぜ、機織りをしているか?というと。
きっかけは、社会人学生時代に受講した湯澤規子先生の「農村社会学」。
先生はライフヒストリーを用いて結城紬の産地を研究。日々の暮らしの中に機織りの仕事があったという講義内容に共感。これから、どんな働き方をしようかなあ?と悩んでいた時期でもあり、直感的に「私のやりたいことはこれだ!」と思い立ちました。
女性の社会進出、男性と同じように働く時代という教えに、疑問を感じていたので!
家事をしながら、
子育てしながら、
親の介護をしながら、
ライフスタイルに合わせた仕事ができるのでは?と気持ちがふわっと明るくなったことを思い出します。
私の目指している仕事はこれかも!?と機織りの世界に飛び込みました。
