染色「はじめの一歩」

2026.2.21
いつもの里山へ。
果樹園の梅たちは、ちょうど花の咲く時期。
まず、染色用の梅の木を選ぶ。
一番奥のひっそりと生えている木に決定。
枝艶の良い、剪定鋏で切れる程度の太さの枝を選ぶ。
「明るいピンクになるかな?」と選んだ枝。

2026.2.22
早起きして、
梅の枝と手つむぎ糸をリュックに詰め込み、
草木染め・織物作家のMさんに染色を教えてもらうため、
電車に乗って三鷹へ。

Mさんとは、1年半ほど前、
結城紬の下ごしらえ研修で偶然お会いしてからのお付き合い。
これまた偶然、同い年、学生時代を過ごした場所も近い。
話したいことは、山盛りなのですが!
染色はとにかく時間がかかるので、まずは、染色スタート。

草木染めの場合、どんな色に染まるかは、
染めてみてからのお楽しみ。

1回目の煮出し液は、茶とピンクが混ざったような濃い色。
2回目の煮出し液は、明るいピンク。


1回目と2回目の煮出し液を鍋に入れて、
糸をつけると!
明るいピンク変わっていく!!!


染色は「煮出し時間」「冷ます時間」待ち時間が多い。
この時間を有効活用して!
染め方、必要な道具、糸の扱い、注意事項など
いろいろと教えていただく。
・アルミ媒染と鉄媒染では、道具を共有しないこと。
・ちょっとした道具の作り方や洗い方。
・火傷予防のプチ工夫。
初心者の立場に寄り添った、丁寧で分かりやすい指導。
質問や疑問を問いかけやすいMさんの柔らかなお人柄。
自己紹介、昔話、これからやりたいこと、楽しいおしゃべりタイムも。
お忙しいところ、染色教室の機会を作っていただいたことに、
心から感謝です。

草木染めをして気がついたこと。
化学染料は、人間が求めている色を均一に大量に染める。
大量生産、効率化を可能にした「人間主体」の染色方法。
一方、草木染めは、自然なかたちの染色方法。
もちろん、求めている色を染めるために、先人たちが工夫を積み重ねた
「知恵の結晶」ではあるのですが、手間と労力を惜しみなくかけ、
自然を中心に捉えているという点で大きく違うと感じました。

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