伊勢木綿

伊勢木綿とは、伊勢の国の中心地であった津の周辺で作られていた、
江戸時代から続く木綿の織物。
農家の副業として織っていた木綿が始まり。
明治期に入り、豊田式の動力織機を導入し生産数が増えていく。
戦後は、生産数が減少し、現在、織物業を続けているのは「臼井織布」さん一軒のみ。


明治期〜昭和初期に作られた「動力織機」を使い、伊勢木綿を織り続けています。
現在、新しい動力織機は生産されていませんが、メンテナンスしながら、
部品が壊れた際は、鋳型を作り部品を作り替えて大事に使い続けています。
「動力」は使いますが、構造がシンプル。
職人が直しながら使い続けることができるという点で、持続可能な織物といえます。

ヨコ糸を巻く機械。
糸車を使って手動で巻くのと、基本的な構造は同じです。


機織りは、動力でおこないますが、ヨコ糸を交換するのはスタッフです。
1人で10台の織機を担当します。

手織りと比べると。。。
目の回るような速さです!

社長、息子さん、社員が8名。
50年のベテラン社員、87歳の方もいらっしゃいました。
仕事は分担制、整経、ヨコ糸、織機、布の検査。
職人として一つのことを極める。
大切なことを教えていただきました。

建物も大事に直しながら使われていました。
昔ながらの梁も立派。
ノコギリ屋根の建物もそのまま。
土壁もそのまま。
古いものを大切に使い続ける空間、
タイムスリップしたような気持ちになります。


木綿は、なんといっても使いやすい!
普段使いには最適です。
伊勢木綿のサラッとした感じが気に入り、
数年前から夏場は、sousouさんのお洋服を愛用しています。
今回見学に行ったきっかけでもあります。

お忙しいところ、長時間にわたり見学&質問にお答えくださり、
本当に感謝しております。

「百聞は一見にしかず」
ネットでなんでも調べられる時代だからこそ、
いろんなところへ足を運んで、目を養いたい!
と、感じた旅でした。

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